和楽器ガイド | GUIDE
和楽器派遣・出張演奏とは
失敗しない楽器・編成の選び方と費用のこと
「和楽器の生演奏をイベントに入れたいが、どの楽器を・何人・いくらで頼めばいいか分からない」——そんな方のための基礎ガイドです。箏・三味線・尺八・和太鼓・篠笛の特徴から、場面に合った編成の選び方、料金の決まり方までを、手配の現場目線でまとめました。
ABOUT和楽器派遣とは
和楽器派遣(出張演奏)とは、企業パーティー・レセプション・式典・インバウンドイベントなどの会場へ、箏(琴)・三味線・尺八・和太鼓などの奏者を派遣し、その場で生演奏をお届けするサービスです。録音音源では出せない「生の音圧」「奏者の所作」「会場との一体感」が、特別な席の格と記憶に残る体験をつくります。
1名のソロから複数人の編成まで対応でき、BGM的な演奏から、ステージとして見せる単独パフォーマンスまで、目的に合わせて組み立てられるのが特徴です。まずは「どの楽器が、どんな場面に向くか」を知るところから始めましょう。
和楽器以外の演目(忍者・侍ショーなど)も含めて、イベント全体の出し物を検討したい方は、外国人ゲストが喜ぶ余興・出し物の選び方もご覧ください。
INSTRUMENTS楽器を知る
和楽器は、生まれた時代も、背景にある文化も楽器ごとに違います。だからこそ音色も、似合う場面も変わってきます。代表的な5種の性格を押さえると、編成のイメージがつかめます。
箏(こと/琴)
三味線(津軽三味線/地歌三味線)
尺八(しゃくはち)
竹製の管楽器で、深く余韻のある音色が特徴。単独での演奏は録音や映像作品では味わい深いものですが、イベントの場では、箏と組んで古典の定番二重奏に、和太鼓と組んで力強い和の世界にと、合奏でこそ映えます。式典の格を一段引き上げたい場面で頼りになります(上の箏の写真でも、右側で尺八を演奏しています)。箏+尺八が定番
和太鼓(わだいこ)
篠笛(しのぶえ)
流麗で涼やかな音色の横笛。多くは和太鼓チームの一員として演奏し(太鼓の奏者が兼ねることも多い)、祭の高揚感・躍動感を生み出します。単体よりも、太鼓編成に彩りを加える役割で活きる楽器です。太鼓チームの一員
HOW TO CHOOSE編成の選び方
編成は「人数」「予算」「会場」の3つで考えると決めやすくなります。
人数で考える
静かに格を添えたいなら1〜2名(箏独奏、箏×尺八など)。会場を盛り上げたいなら団体の和太鼓。人数が増えるほど音の厚みと見栄えは増しますが、費用も上がるため、目的とのバランスで決めます。
会場の広さと「生音かマイクか」
楽器によって音量が大きく違うため、マイクやスピーカー(PA)が必要かどうかは、編成・会場・場面によって変わります。たとえば大型の和太鼓は音量が十分で、パーティーでもマイクを使わない(生音)ことが多い一方、一緒に合奏する篠笛にはマイクが必要になります。逆に6〜8畳ほどの小さな空間なら、箏などもあえて生音のほうが本来の音色が引き立つことがあります。なお大型の和太鼓は、搬入経路と設置スペースの事前確認が必要です。
なぜ「箏×尺八」が定番なのか
もともと江戸時代には、箏・三味線・胡弓による「三曲(さんきょく)」という合奏が親しまれていました。明治以降、胡弓に代わって尺八が加わるようになり、やがて箏と尺八の二重奏が広まります。宮城道雄が昭和初期に作曲した「春の海」——お正月によく流れる、箏と尺八で演奏されるあの曲——をはじめ近代の名曲もあって、現代の日本人にも「箏×尺八=和の定番」という感覚が根づいています。
箏と尺八の二重奏が定番として広まったのは明治から昭和のはじめにかけてで、長い伝統音楽の歴史の中では比較的新しい形です。それでも、小編成で上質な響きが出せることから、いまも式典・レセプションでの最初の一手として選ばれています。
BY SCENE場面別・おすすめの編成
迷ったときの目安です。実際は会場やご予算に合わせて調整します。
MUSICIANS誰が演奏するのか
確かな技量で、日本の伝統を本格的に体現できる奏者が演奏します。
演奏を担う奏者の経歴(例)
和楽器は、誰が弾くかで仕上がりが大きく変わります。ジパング舎は、こうした経歴を持つ奏者に加え、伝統を礎としながら現代の舞台でも活動する表現力ゆたかな奏者を、確かな演奏力と音楽性を基準に選んでいます。だからこそ、式典・周年・レセプション・インバウンドの祝典にふさわしい本格の生演奏をお届けできます。
ジパング舎の代表は、箏曲の演奏・編曲を専門としてきました。「とりあえず一人手配」ではなく、場の目的に合わせて編成や選曲を企画段階から設計します。
PRICING料金の考え方
和楽器演奏の費用は「定価」ではなく、いくつかの要素で変動します。見積もりを読むときの観点として、次のポイントを押さえておくとスムーズです。
- 人数・編成:ソロ・二重奏・団体で変わります。団体には団体としての料金があり、単純に人数分を積み上げるわけではありません。ご利用しやすい形でご提案します。
- 奏者のキャリア・人気:実績ある奏者ほど単価は上がります。
- 演奏時間・ステージ数:1ステージ約20分が基本です。パーティー・式典では、何度も登場すると印象が薄れるため1回をおすすめしています(商業施設などでは複数回の構成もあります)。
- 交通費・宿泊費:会場の場所により実費がかかります。ジパング舎は主要都市に演奏家のネットワークがあるため、できる限りその地域の奏者を手配し、交通費(移動にかかる費用)を抑えるようにしています。
- 音響(PA)の要否:楽器ごとの音量差を補うマイク・スピーカーが必要かは、編成・会場によって変わります。
目安としては演奏者1名 8万円〜(税別・20分〜)から。実際の編成・会場での正式なお見積りは、料金例・実績とあわせて下記のページでご確認・ご相談いただけます。
具体的な料金例・編成・これまでの実績を見る/お見積りする
FLOW依頼の流れ
ご相談から当日まで、窓口はジパング舎ひとつです。日程・会場が未定の段階でもご相談いただけます。
1. ご相談・お問い合わせ 日時・会場・ご予算・ご希望の雰囲気をお知らせください。
2. ご提案・お見積り 場面に合った編成と概算をご提示します(原則1営業日以内)。
3. ご手配・打ち合わせ 奏者の確定、当日進行・音響の調整を行います。
4. 当日 奏者のアテンドまで一括対応します(小規模な演奏では、アテンドなしでお伺いする場合もあります)。
人気の奏者は早く埋まるため、お早めのご相談を推奨します(繁忙期はお正月前後)。空きがあれば最短1週間前まで対応できる場合もあります。
FAQよくある疑問
和楽器の手配を相談する
具体的な料金例・編成・これまでの実績は「和楽器 出張演奏」のページでご覧いただけます。ご予算・ご希望をお聞かせいただければ、場面に合った編成と概算をご提案します。