「ぱしふぃっくびいなす世界一周クルーズ2015」和泉流 船上狂言公演 無事終了しました。
2015年4月13日 横浜港大さん橋国際線旅客ターミナルにて
「ぱしふぃっくびいなす号」 が5年ぶり、97日間世界一周クルーズの旅を終え、無事に帰港しました。
今回縁あって弊社手配で、和泉流二十世宗家和泉元彌、十世三宅藤九朗、そして和泉流宗家会理事長の和泉節子さんの3名に乗船してもらい実現した、船内での狂言公演が無事に終了しましたので振り返りながら報告させてもらいます。
3月25日 羽田空港より出発。ご家族と一緒にお見送りさせていただきました。
3月27日 タヒチ島パペーテより乗船。(港及び船内の写真は出航前の下見時のものです)
「動くホテル」といわれる、豪華な船内。
狂言の舞台を行うメインホール。このムーディーなホールが狂言の舞台へと変わります。
今回は和泉元彌さんに鏡板、柱、松、舞台の床など特別に用意をしてもらい、立派な舞台へ。
とても船内とは思えない設えで、豪華客船での舞台に相応しい立派な舞台になりました。
和泉元彌さんの「本物を観てもらいたい」という真摯な思いで実現しました。
和泉流宗家による「和泉元彌 ~狂言の夕べ~ 第一夜、第二夜」
和泉流初となる船上での特別狂言公演です。 舞台上には”二十世宗家和泉元彌と十世三宅藤九郎”、そして”和泉流宗家会理事長”の和泉節子さんも登場し、笑いの芸術・狂言の名作について、丁寧な解説を交えながら、乗客の皆様にお楽しみいただきました。
このほか、「和泉流二十世宗家 和泉元彌のトーク&ワークショップ」も大好評で狂言の面白さを実体験していただきました。
すべての公演をホールを埋める満席で終了。ご乗船のお客様には大変満足していただけたようです。
そして、4月13日、無事に横浜に帰港。
3月25日に羽田を出発してから実に18日間もの長旅を終えられた和泉家の皆様でしたが笑顔でご到着、
無事のご帰国にホッとしました。